今年もあとわずか、来年もよろしくお願いします

ポンコツ独身集団

 次の日、青焼き校正が終わり、再びこのお便りの続きを書くためペンを執る。昨日は、春吉で鍋をつつきながら、友人と酒を飲みました。しかし、クリスマスまであと4日ということもあり、人出が多く、2次会会場が見つからない。10件ほど断られ、仕方なく中心部から外れたスナックへ…。しかし何ですねェ。この時期、地下街は若いカップルばかりがウロウロしとりますなァ。背の高い兄ちゃんと髪の長いお姉ちゃんの組み合わせの多いこと…フンッ。

 集まった連中は、みんな花の独身。職種がバラバラなので、いろんな話をいっぱい聞いてきました。接待で、お客さんを超高級な特殊公衆浴場に案内(本人は、待合室で待機)しているうちお店の人と仲良くなり、いつも鍋焼きうどんをご馳走になっている話とか、都京地区のとある町のテレビなどで有名な、元国会議員の町会議員と仕事で仲良くなったのはいいが、いつも呼び出され、一日中連れ回されて困っている話など…。そんな生活をしているので帰宅時間は毎日午前2~5時になるそうで、学生時代はエロ本を見たら、すぐに鼻血を出していた彼も枯れてきたようで、過労死が怖いとか。(早く帰って寝たほうがイイよ)

 また、高校時代の友人の彼女が病気で亡くなった話とか……、学生時代は口下手だった奴が、営業職でスキルが高まっていくうち多弁になっていたり、逆に、勢いの良かった奴がおとなしくなっていたり、アホな奴はそのままだったり(俺のことか?ほっといてくれ)時間の経過というものが残酷にもボクたちの周囲の状況を変えていっているんだなァ…と感じました。(変わってないのは、泰平、あんたくらいだよってか?うるせえ)

 さて、ずっと前に紹介した雅中君。(朝起きると、西鉄グランドホテルがそびえたっていたという彼)また、酒を飲んで大失敗。今回は真夜中に車のライトで目が覚め、気がつくと終電後の線路の上で寝ていたとか…。逆に、酔って道で寝ていたおっさんを起こしてあげたら、突然、殴られた話とか…こいつちゃんと、人生を全うし、老後まで生きていけるのだろうか?彼の後輩(何でもできる気がする奴)も、クソまじめなのに何をどう思ったのか酔って女の子を無理やりホテルに連れ込もうと(レイプ事件だよ)し、空手の有段者だったその娘からボコボコにされ、1週間会社に出てこれなかった話など、いろいろです。

 レイプ事件といえば、アメリカもすごいですねェ。ケネディーさんの甥っ子の裁判の話です。無罪になったとはいえ、テレビで秘め事を放送されるというのは恥ずかしいというか、辛いというか。しかも、こと細かにその時の状況を証言しなきゃいけないなんて…。事実なのかどうかはわかりませんが、女の人も勇気があると言うか、凄いと言うか、怖いもんです。(くわばら、くわばら、桑原和夫は、吉本新喜劇)

 今年も、クリスマスが終わればあとわずか。雑煮を食べたら、すぐに2月号の広報づくり。うんざり。そのうち32歳になってしまいます。それと、お知らせ。来年4月に人事異動することが確定しました。秘書広報課広報公聴係から企画課広報公聴係に2年連続、仕事と一緒に異動します。広報公聴係は、課長から嫌われているのかなあ。まあ、それはいいとして…、来年こそはいい年になりますように…と自分に。また、皆さんにとっても幸せ多い歳になりますようにと願い、今年のうら広報はこれにて打ち止め。よいお年を。

担当:泰平 楽 (1991年12月21日)

(平成4年1月号(年賀状)に続く)

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