よおっ、日本一スーツが似合わないオトコ!

似合わなくて悪いか?

 えーっ、遅くなりましたが先日の広報研修会では、いろいろとご迷惑をおかけしました。研修が終わり、懇親会が始まるまで時間が少しあると、日春市のアホの山内さんと一緒に塚飯市内でパチンコに行くわ…、懇親会では春歌を歌いまくるわ…、2日目は宿酔いで革安手町の石立君たちと迎え酒はするわ…、もう無茶苦茶。野北町の林光クンと屋芦町の西中さんの次くらいご迷惑をおかけしました。

 日春市の山内さん、私は傷つきましたよ。というのも、県庁で開催の広報大会のとき「やあ、久しぶり」の私の呼びかけに対し「いやぁ泰平さん。スーツが似合いませんねェ。よっ、日本一スーツが似合わないオトコ!」って、余計なおせわぢゃ。あのスーツは大丸デパートで購入したものだ。値札を見て「ううっ、何じゃこりゃ…高いなぁ」と思いつつ店員のお姉さん(可愛い)の「あら、よくお似合いですよ。ふふっ」(特に、この「ふふっ」がよい)の言葉に気をよくし、決心して購入したというもの。まあ、山内クンが言うとおり、七五三っぽさは否めないのは事実だが…。まあいい、話を変えよう。

 そうそう、恵須町の澤長さんは美人でしたねーっ。ミス九州に入賞ってホント?2次会の帰りのタクシーで、同じ25歳の林光君が不憫でたまりませんでした(あのタクシーの同乗者すべてが、もらい泣きしてしまうほどの不憫さ。可哀そうなので書かない)。まあ、かく言う私も周囲に美人があまりいないせいか、何となく苦手です。まあ、フランス料理のコースでいきなりエビが出た時くらい戸惑うんです。(エビをナイフとフォークだけで奇麗に食べるには技術が必要なのぢゃ)

 過去を遡れば、美人の前で恥をかいたこと数知れず。【参考例1】美人エレベーターガールの巻き~友人とエレベータに乗り込むと、激しく匂うオナラの香り。乗っていたのは、美人エレベーターガールただ一人。「こんな美人がオナラを…」と何か得したように思いながら(変態ですねェ)視線を漂わせていると、目が合っちゃいました。その時のバツの悪いこと…。後でわかったのですが、屁をこいたのは友人でした。あの視線。そうです、あの美人エレベーターガールは私が犯人であると確信し、見ていたのでした。【参考例2】は、相当ひどい内容なのでやめときます。恵須町の澤長さん、これからもよろしくね。

 懇親会の時は、もっといろんな人とお話がしたかったのですが、酔っ払っちまって…どうもねェ…。まあ、県の徳田さんの年齢がわかっただけでも拾いもんです。

 徳田さんで思い出したわけじゃないんですが、先日、友人の基原氏から中洲で不思議なスナックに行った話を聞きました。「イスラエルハウス」とかいう店 (徳田さんの国籍不明の顔立ちで思い出したなんて、言っていません)で、店内には「いかにも中東の…」という顔立ちの女性と「アジア系じゃないの?」という女性で切り盛していたとか…。基原氏が「ドコノ国カラ、来マシタカ?」と尋ねると、アジア系の人はフィリピンと答えましたが、中東系の人は無表情で何も答えず座っているだけ。時々思い出したように、アラブっぽい言葉で仲間と話す程度。もちろん水割りも作ってくれないし、手を握るなどとんでもない。久原氏曰く「何か国際感覚はずっごく感じられたが、ちっとも面白くなかった」と…。

 しかし、天下の歓楽街・中洲。もっとたくさん不思議なお店があるくらいの懐の深さがほしい。もう、いろんなバリエーションを想像しちゃいます。例えば「ネシアンハウス」。店内にはガムランの音楽が響き渡り、女性による民族舞踊が繰り広げられたかと思うと、突然のケチャックダンスで盛り上がり店内は阿鼻叫喚。ワクワクします。そのほか「スナック天安門」壁には、赤い表紙の「毛主席語録」を掲げる毛沢東の写真が貼られ、店の入口には大きな赤い旗を振りながら踊る紅衛兵。店の中央には戦車が置かれ、前に立ちはだかるマネキンの学生(ブラックだねーっ)。ドキドキしちゃいます。

 「ロシアンハウス」なんていうのも面白い。店の奥には手を上げたレーニン像があり、店内は氷点下5度に設定。時折、白い息を吐きながらのコザックダンスなどのイベントはあるが、注文しても品切れで酒は来ず、3種類しかないウオッカを飲むために長蛇の列ができている。まあ、アメリカやヨーロッパはいろんなお店があるので、あまり面白いアイデアは浮かびません。あえて想像するなら「バーKKK」(無茶、ブラックですなぁ)。

(平成4年4月号(下)に続く)

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