日本酒についての考察(和醸良酒探究会)

うまい酒は、やっぱイイよね

 お酒の世界は、実に奥が深い。銘柄によって味が違う。しかも丁寧に造っていなければ美味しくない。同じ銘柄の酒でも、年によって原料の米の出来具合が違うから、味が変わる。同じ年の同じ酒でも、寝かせる時間で味が変わる。

 おいしいお酒は原料を贅沢に磨き、しかも手間暇をかけて造るから値段も張る。高いと、なかなか売れない。安い酒、不味い酒でも飲めば酔う。コンクールで賞を取れば「おいしいお酒」といってマスコミが紹介し、騒ぐ。有名になれば、みんなが欲しがり蔵元は量産する。よいものを提供するのであれば、その価値に見合った利益は必要だ。しかし、急に量産すれば生産管理が追いつかず、手間暇かけた酒を造るのが難しくなる。すると、急に不味くなる。そういう、酒蔵も少なくない。おいしいお酒が消えないことを望みます。

 こんなふうに書くと、なんだか大酒飲みの戯言のようですが、中酒飲み(小うわばみ)程度です。1升も2升も飲める口は持っていません。だいたい今までの経験から、無茶な飲み方をすると次の日は決まって強烈な二日酔い。「もー、二度と酒はいらん」と思うのです。その時は…。

 だいたいお酒というものは、楽しんで飲んでいるうちは良いのですが、毎日飲む、夜になると飲まずにはいられないようになると危険です。いわゆるアルコール依存症です。ひどくなると慢性アルコール中毒になります。私の場合、飲むときは飲みますが、飲まないときもやっぱり飲んでしまうという、立派なアルコール依存症です。でも、飲むと明るくなり(コルサコフ症候群の多幸症の症状)ますので、心配はいりません。

ブログ案内人:おさめ

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