ううっ、最近どーも女の子に弱いのぢゃ(その1)

ポリンキー、ポリンキー、おいしさの秘密はね…教えてあげないよ♪

 もうすぐ10月1日ぢゃ。市制施行まで「もーいーくつ寝ると♪」の状態になりました。というワケで今月号の広報紙はオールカラーの天然色。いやはや広報歴3年6か月、オールカラーの編集は初体験です。広報大会が終わり職場に復帰すると残業ラッシュ。ともあれ、岩手の大会では雨下石町の澤米さんをはじめ、多くの広報担当者の皆さんにお世話になりました。ううっ、何とお礼を申し上げたらよいことか…スナック「エコー」でのタバスコ(一味唐辛子)金〇ヌリヌリには驚きました。まさか賀古町の野中さんが始めたあの変態行為が全国に蔓延しているとは…。コカンの引き締まる思いで見ていましたです。はいな。

 やっぱり、岩手までの道のりは遠かったですねェ。おまけに飛行機に乗るたんびに金属探知機が作動し、非常に体格のよい制服姿のお姉様方にしっかりと身体を触られてしまいました。特に金属類を身につけているワケではなかったので、何が反応したのか不思議です。まさか私の金〇(まだ、お嫁さんがいないので雄雌の判別以外には、何の役にも立っていない)に反応したのではと…。

 しかし、東北地区の広報マンはパワーが溢れていますねぇ。秋田の広報担当者の機関紙「んだんだ」には、大笑いさせていただきました。“極道の妻たち”をテーマに、広報担当者の奥さんへのアンケートと意見(ふんっ、私はまだ奥さんがいないので泰平家としては投稿できない…ううっ)をまとめたものです。残業で亭主が帰ってこなかったり、休日は取材で家にいなかったりと、奥様方のいろんな不満が面白おかしく書かれています。そのうち「亭主元気で留守がいい」と達観できるようになるようです。さて、岩手での出来事はたくさんあり過ぎてキリがないので、これくらいにしておきます。

 秋になりました。”天高く馬肥える秋”、”秋深し隣は何をする人ぞ“、”ミイラ採りが、ニワトリになって…(こりゃ関係ないし、間違っている)“。ううっ、食欲と同時に人恋しさが募る季節となりました。朝夕もめっきりと涼しくなり、蝉の声も聞こえなくなり「秋味」というビールが売り出され、もう、ここまでくると秋以外の何者でもない。うっ、今、曼荼羅町役場は結婚ラッシュ。来年にかけて独身を卒業する輩が7~8人もいる。

けっ……あと5か月もすると33歳になってしまう。33歳とか44歳、55歳と同じ数字が並ぶ年齢になると、気力、体力、そして精力がガタッと音を立てて落ちるとか…。しかし10年前、まさかこの歳まで独身でいるとは思っていませんでした。当然のことながら10年前は、結婚してない先輩に向かって「早く結婚しないと30歳になるぞ。身体(あそこ)に欠陥があると思われるぞ」と上を向いて唾を吐くような、情け容赦のない言葉を浴びせておりました。顔が、自分の唾でベチャベチャです。はい…。

 「おかしいなぁ…泰平さん、話はオモシロいし、女の子に嫌われるタイプでもないし…。どっか身体がおかしいんじゃないですか?金〇が××だったり、ホモってこたぁないですよねぇ…ふふ」と心無いことを言う後輩の光野。「まあ、結局は女の子に対する努力が足らんのですよ…努力が」と偉そうにかぶせてくる。しかし、最近「女の子」という人種が苦手になってきている。こりゃあ、私の人生哲学から重要なことが欠落しているのでは…と心配になるのも無理からぬこと。そういえば、最近はお見合い話もないし、家に帰れば両親から責められるばかり。「あーあ、もう年金をもらう年齢になったのに、まだ息子の心配をしなきゃいけないなんて」トーチャン、カーチャン、ゴメン。

 そこで先日「哲学」というタイトルの本を購入しました。こんな本は、2~3ページも読むと眠たくなるもので、一緒に購入した「ナンパ」というタイトルの本に手が伸びる。これは、ほとんど3時間で読み切ってしましました。しかし何ですなぁ、ありとあらゆる女の子を引っ掛ける(騙す)方法が書いてあり、根っからの正直者で(ウソコケ)純朴な私にとっては、とてもできないことばかり…。ナンパなんて…ははは。(なぜか、本には何か所もマーカーが引かれ、付箋が貼ってある)

(平成4年10月号(弐)に続く)

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