泰平さんて、ミーハーじゃないんですね?

酒の席でボコボコにされた…ツイてない

 タバコを吸っていると、ニャーニャーと3匹のネコが足にまとわりつく。小学生に捨てられ我が家に住みついたネコの子で、いつの間にか丸々と太りペットになってしまった。ペットと言えば、映画「ベートーベン」は面白かった。まったく期待していなかっただけに笑い転げてしまった。「ミッドナイト・ラン」でロバート・デ・ニーロと共演した詐欺師の会計士役のチャールズ・グローディン。この人は演技が上手い、恨みっぽい目をする表情がいい。2本立てのメイン「永久に美しく」が完全に食われていた。映画を観るのは久しぶり、1年ぶりである。前に観た作品は「メンフィスベル」。

 映画と言えば県の「人権週間の集い」の市町村職員への動員で、映画評論家“おすぎ”の講演を聞きに行ってきた。途中休憩でタバコを吸いに喫煙所に行くと、ボーッと嬉しそうに立っている男が一人。おっあれは、日春市の藤内君ではないか。藤内君は岩手の広報大会にも来ていた。その時も土産物売場でボーッと嬉しそうに立っていた。「えへっ、えへっ、泰平さんじゃないスか」岩手の土産物売場のときと同じリアクションである。その時も「パチンコ、負けっぱなしなんスよ」という話をしていた(50万円近く負けているらしい…)。ちなみに彼は、電話を探していた。

 「電話なら一番奥が空いとるぞ」電話する藤内君「えへっ、えへっ、広報の藤内です」と彼の横で「あらウッソー、ほっほっほっ」女言葉で話す男。「あっ、おすぎだ」と気付いても声に出さない私は32歳。芸能人を見ることなどないのでサインがほしいと思わないこともないが、ペンも紙もない。おすぎのファンというワケでもない。「えへっ、えへっ、泰平さんサインもらわなかったんスね。ミーハーじゃないんだ」。ところで、藤内君との出会いは昨年の川柳市での研修会。年齢を訊けば私の一つ下。「僕には、既に妻と子供がいるよ、泰平さんに勝った」と勝ち誇る彼…それが、腐れ縁の始まりである。

 今年は、いろーんな人との出会いがあった。中でも印象に残っているのが雨下石町の澤米さん。(スキー大会の成功を祈ります。写真は少し待ってね)あと、海鳥町の橋高さん。私に負けないくらいでかい顔(ゴメン)が忘れられない。それと、仕返しになるのですが、播麻石町さん。岩手の土産物売場で声をかけられました。「まんだら町の泰平さん?」「はあ?」振り返るとそら豆のような顔をした男が一人。「そうですが」「おれ、播麻石町。うら広報に書いているほどはハゲてないじゃない」「ははは、ハゲまくっていたら書けませんよ」初対面なのに…いきなりハゲって…無礼な男である。

 それ以外にも、原水町さん、浦深町さん、泉大町さん、巾矢町さんなどなど…。今年は、本当にいい年でした(月刊「広報」12月号に泉大町さんが、また、広報クリニックにもいろんな市町村が出ていたので、それぞれの担当者の顔を思い起こしながら、楽しく読ませていただきましたです)。さて、今年もあと1週間(あっ、いっしゅうかん…♪)。来年こそはお嫁さんを…と言うのもアホ臭いので、きっと良い年になりますように。また、皆さんにとっても良い年になりますようにとありきたりのことを書いて、今年のうら広報まんだらを終了させていただきます。来年もよろしくお願いします。

来年もよろしくな!:泰平 楽 (1992年12月24日クリスマス・イボ…ううっ)

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