さ…さ…34歳!!ついに年貢の納めどき!!

 春です。桜の花も咲く季節の変わり目…ちょいとおかしくなった市民から妙な電話が入り始める、春になったとでごわす(おっと鹿児島弁だ)。「もしもし広報の人ですか?」「はい、広報担当です」「実は、広報紙に載せてほしくて電話をしてるんですが…」「掲載依頼ですね?…どういった内容ですか?」「最近、家に泥棒がよく入るんですよ」「はぁ?」「犯人は分かっています。隣の若奥さんです。このことを広報に載せて、市民の皆さんに注意を呼び掛けてほしいんです」「あの…警察には届けられました?」「ええ、でも警察は相手にしてくれません。きっと若奥さんとグルになって…税金泥棒め!」…ああ春だ、春。

 この春、広報紙の送付が2か月に1回から3か月に1回になるかもしれない…という厳しい財政状況の中…4月号のみを単発で送ったのは他でもない…春だから…ぢゃなかった、個人的な理由があったからです。そう、4月といえば人事異動。岩手軍団も総入れ替えの人事異動の嵐…枝富士市の口谷氏も、泉大町の山石瀬氏も、田鶴町の夏庭市も、広報担当を卒業する。私、泰平は海鳥町の橋高しんちゃん同様、残留。今年もよろしく組なのです。で、個人的理由とは何か…裏広報ファンの方なら、うすうすお気づきとは思いますが…「彼女にフラれたのかって?」いえいえ、とうとう婚約をしてしまったのです。ぬはは…。

 たくさんの方々から「どーして東京セミナーに来なかったんだ」というお叱りの手紙をいただきました。確かに消防団班長旅行などがあったのですが、参加できなかった本当の理由は、結納準備。ぬはっ…婚約したのは3月12日。まず両家の日程を調整し、仲人や指輪などの準備に結婚式場の予約。もちろん仕事も忙しく…班長旅行などにも参加したため、1月から3月は地獄の忙しさ(うれしい地獄)…ってな訳で結納を終え、式は6月12日。新居を探し、新婚旅行を決め、式の打ち合わせに案内状の発送。結婚休暇のため、仕事は前倒し…おまけに韓国旅行に花見、そしてデートと…地獄の忙しさは現在進行形なのです。

 さて、韓国旅行は釜山1泊2日 “花見の会”の企画。彼女も参加しているので、いかがわしい旅行じゃない。2万円で行ける海外旅行…九州、山口の人にはお勧め“ビートル2”で行く格安韓国。博多駅で弁当、免税店でビールと洋酒をしこたま買い込み、船の中で大宴会…の予定でしたが、前日の春の嵐で、船は揺れ放題。ビールを1本飲んだ(彼女の飲みかけまで飲んだので1本半?)ところで、船酔いが始まる。船酔いと酒酔いのW酔い…決していいものではない。さっきまで元気に飲んでいた金小丸氏も蒼い顔。周囲の乗客もゲロ袋を片手にうつろな表情…。弁当の匂いが、吐き気を誘う…最悪の船出となった。

 そんなこんなで釜山に到着。観光地を巡りホテルへ…夕食は海鮮鍋。日本人の口に合わせてあるし、玄界灘の新鮮な海鮮なので…結構、旨い。「採算が取れるんだろうか?」と、心配するほど…。ちなみに「婚約おめでとう」とみんなに祝福され、気分上々。夕食後はみんなで釜山の街へ…釜山は、博多と同じ屋台天国でチジミや肉まん、餃子、オデン、果物、日用品、時計などの屋台がズラリ。釜山港には海鮮の屋台が並ぶ…クジラだってある。「10,000ウォン…OK?」リーダー土井の値段交渉に熱が入る。レートは日本の7分の1…安い。翌日は免税店に寄ったり、骨付きカルビをビールで流し込んだり…楽しみました。

 しかし東京セミナー、特に番外ツアーには参加しとけばよかった。と、後悔しています。今回の人事異動で広報を卒業した加美茂濃の山平さんなど、多くの人が集まったようで…おまけに珂那川町の志浦君が宴会を仕切ったという噂話に(県の研修でも、交流会(特に二次会)を仕切るのは志浦氏か革安手の石立氏。ちなみに変な芸をするのは、私か志浦氏。飲んで面白いのは屋芦の西中どん。スケベな賀遠の草牛氏、アブない野北の林光氏、パチンコ好きの日春の藤内君。広報マンは変わった人が多い)ああ、また美宇の梅さんたちと莫迦なことをしたい…。今度の三重の大会には必ず行こう。予算はついていないけど…

(平成6年4月号(弐)に続く)

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