月刊「広報」に4コマ漫画の連載を始めました

 しかし志浦氏は、いい。背が高くガタイもでかい、顔は強面で威圧感があるが、明るい。パワーがあるし、今や岡福軍団の顔である。しかし元来の岡福軍団のイメージは、賀古町や海玄町のW野中氏に代表される、アブノーマルで危ないというもの。昨年の人事異動で彼らが卒業し、大人しくなったと言われる福岡軍団。この夏、三重の大会では岡福軍団のパワーを、再び全国の広報マンに知らしめたい。(単に変人が多いことを知らしめるだけだが…)さて、そのパワフル志浦氏からの手紙。「来年は崎長で広報大会があるらしい」とのこと。番外ツアーのコースに岡福が入るのは、間違いないようである。ふっふっふっ。

 さて、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、月刊「広報」に4コマ漫画の連載を始めました。遅れ気味な原稿に、広報協会の澤前さんにご迷惑をおかけしながら描いております。月刊「広報」にデビューして間もないのに、厚かましくも紙面の一部を埋めさせていただくことになりました。先日、あの土高町の沼天お姉さまからもお電話をいただき、いやはや…(澤前さん、次回からは早めに原稿をお出ししますので…ゴメンしてけれ)

 人事異動とは別に、職場を辞めてしまう広報マンも多いようです。今年は、内庄町の小井出さんが「ほかにやりたい仕事ができた」と辞めちゃうし…由久橋市の桃内さんも念願の高校教師になり、退職してしまった。桃内さんの件は新聞でも取り上げられ、広報マンから高校教師への転職を機に「市役所中退」という本を出版したとの記事が載っていた。後日、桃内さんからこの本が送られてきた。内容は、広報担当8年間の編集後記を1冊の本にまとめたもので、地域への愛情と広報づくりへの熱い思い入れが伝わってきました。個人版の「広報人白書」です。

 人生には分岐点がいくつかあります。進学や就職、結婚などです。将来のことは分からないにしても、大きな転機がない限り、たぶん定年までまんだら市の職員であり続けると思います。現在の広報担当もその過程のひとつで、これ以外のいろんな仕事を経験していくことでしょう。もし、今の仕事以外に自分に合った仕事、魅力的な仕事を見つけたり、桃内さんのように念願の仕事への転職も人生の大きな分岐点で、それができることは幸せなことかもしれません。この手紙は、すでに退職した小井出さんや桃内さんの手元には届きませんが、新しい人生、新しい仕事のスタートに頑張ってほしいと思います。

 新しい人生のスタート、分岐点といえば…私の場合、やっぱり結婚。鹿山市の口瀬さんや志浦君などから「結婚…どうなった?」や「彼女って…誰?」など、いろんな問い合わせがありました。発表します…実は彼女は同僚。つまり職場内不倫…じゃなかった…職場内恋愛だったのです。ははは…、まあ早い話、この裏広報の愛読者の一人。ってなわけで、この裏広報に彼女がどーだこーだと書いてはいたものの、同僚には秘密にしておりました。もし、不都合があって御破算になってしまった場合のことを考えると…怖かったのです。職場というのは村社会…大きな傷を負ってしまったら、なかなか癒えないのです。

 先日、まんだら市の労働組合と姉妹組合を締結している縄沖の茶丹町から、数人の職員がやって来ました。組合創立40周年の記念事業に参加してもらったのです。メンバーには広報担当の覇那與さんもいて「彼女と飲んで」と泡盛の古酒をいただいたにもかかわらず、秘密が漏れそうだったので、挨拶もそこそこになってしまいました。(すみません、本当はもっと馬鹿話をしたかったんです…)そこまで秘密にしていたにもかかわらず、街中で2人で歩いているところを目撃されてたりしていたので、周囲も薄々と勘づいているものと思っていました。結納も終わり3月14日、上司に結婚をすることを報告しました。

 「えええっ」周囲は、2人がそういう中になっていたことに誰も気づいていなかったのです。2人を街中で見かけた人も、疑ってなかったのでした。そうです、この週は職場に嵐が吹き荒れました。やっぱり、職場は村社会です。元来、2人とも職場の中では目立つ存在で、どちらかといえば人気者。泣きだす女性職員、荒れ狂う男性職員がいないとか、いなかったとか…。とにかく、仕事になりません。どーゆーきっかけで、こーなったのかをわざわざ訊きに来る知りたがり屋さん。また、興味津々に訊きたがる電話も次々とかかってくる。興味本位であるにしても…数々の「ことば」に、ありがたく思っております。

 しかし残念なのが、後輩の光野。彼女がこやつと同級生であることもあり、秘密にして驚かしてやろうと思っていましたが、婚約指輪を買いに行った帰りに駅で光野の妻子とご両親と鉢合わせ。もちろんその情報は、その日のうちに光野の耳に入った。しつこく真相を究明しようとする光野。結毛までの数日間は、いかに光野を欺きとおすか…大変でした。まあ、何はともあれ6月12日には亭主になれそうです。とりあえず、広報マンの大変さを理解してくれる奥さんなので…ありがたや、ありがたや。

光野だけには事前に知られたくなかった…不覚  泰平 楽(1994年4月20日) (広報「ことぶき」への原稿依頼に続く)

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